夏の計画停電は見送られましたが、各家庭でも15%の節電が必要とされていますね。
もしも夏に計画停電が実施されたら・・・・
お年寄りや乳児などが多く命を落とすこととなるでしょうね。
そして、共働きのお宅でお留守番を余儀なくされているペットたちは、
最も被害を受けることでしょう。
ひとまず計画停電の話はなくなり、本当にホッとしました。
しかしながら、人間の留守中ペットのためだけに終日エアコンがついていることも、
若干考えものではないか・・・・とも感じています。
皆様は真夏の留守中、犬のためにエアコンをつけて出かける場合、
設定温度を何度にしていますか?
なんでもすぐに、温度調整=エアコンと考えてしまう時代ですが、
エアコンの使用を考える前に他に対策できることがないか考えていただきたいのです。
実は私、この10年以上、
犬や猫のためだけに留守中エアコンを付けて外出したことは一度もありません。
それどころか、子供が産まれるまでは夏にエアコン自体を使用しませんでした。
さすがに我が家は特殊な例ではありますが、
実際我が家が、どのような対処をしているかご紹介します。
①ケージ
キャノ 8歳まで
キャノは8歳になるまで、夏と冬でケージを使い分けていました。
冬はバリケン。そして夏は、風通しの良い網ケージ。
(8歳後半からは、一年中ベッドを使い始めました)
ハウス内の敷物も、夏季は使わないか、せいぜいバスタオル程度。
さらに暑くなると、凍らせたアイスノンの様な物を入れるタイプや
アルミ製のクールマット(ボード)などを利用して対処してきました。
実際、帰宅時の室温は結構暑くても、
犬はクールマットを抱えて涼しい顔で過ごしている姿を何度も見てきました。
実際おこなう前には、終日仕事のない日に何度かシュミレーションをし、
上記対策で乗り越えられることを確認してから実行しはじめました。
8歳まで夏季に使っていた網ケージ 8歳後半から10歳はベッドを使用
キャノ 10歳
10歳の夏にはメッシュ製のベッドを使用したところ、
以前ハアハア呼吸していたような温度でも、それがほとんどなくなりました!
これはかなりの効果がありました。
10歳はメッシュ製のベッドに「へそ天」で快適!
②日差し対策
リビングは南向きの日当たりの良い部屋なので、
窓の外には簾を使い、窓や室内に直射日光が当たらないように対策。
西側の窓の外には、毎年キュウリ&ゴーヤでグリーンカーテンをつくり、
強い西日をある程度和らげています。
日中家にいられるときには、気化熱効果を狙って
外全体や家の外壁に水を掛けています。打ち水ってやつでしょうか。
③犬(ケージ)の置き場所
リビングは日当たりがよく、特に西日が入る夕方からが暑いので、
午後は日当たりがなく涼しい、北側の風呂場に移動させるときもあります。
部屋の場所により室温が全く違うので、置き場所を変えてみるのはお勧めです。
④通気
風通しを確保するため、エアコン使用時でも扇風機を常用。
エアコン不使用時は、小窓を開け、換気扇と扇風機を使用します。
さらに昨年の夏から、部屋の空気を撹拌するシーリングファンを導入。
熱のこもりが若干解消されました。
これら対策の幾つかを取り入れれば、
エアコンの設定温度を5度以上変えられる可能性もあります。
我が家で、エアコンを使う(子供がいるため)場合の目安は、室温33℃湿度60%。
使う場合の設定は29℃の除湿(まれに28℃)です。
夏のエアコンの部屋で、犬が下の写真のようにお腹を隠して寝ていたら、
室温設定を上げて良いと思います。
暑ければ、横たわったり、さらに暑ければへそ天で寝ます。
ある程度の温度までは、犬自身も自分でそのように対応するのです。
呼吸のハアハアも、少々ならばそれほど気にしなくて良いと思っています。
とは言え、エアコンの快適さを一度知ってしまった犬にとっては、
やはり最初は大変かも知れませんが、
特に今、この梅雨の時期から慣らせば、ある程度適応できると思っています。
梅雨に、除湿だけだからとすぐにエアコンを付けるのを少し我慢してみて下さい。
私達人間も、暑さに慣れていきますよ。
是非、出来ることから取り組んでみてください。
ただし、老犬・心臓などに疾患がある犬・首の短い鼻のつぶれた犬種などでは、
無理をすると危険ですので、ご注意下さいね。
我が家のキャノ11歳も、今年は過去の経験にとらわれず、
様子を見ながら対処していこうと思います。
息子が生後5ヶ月で猫アレルギーと診断され、
それ以降、すっかり片隅に追いやられてしまった可愛そうな猫。
たまにはと、息子の留守中にブラッシングをすれば、
帰宅後、息子は目が痒いと言いだし、
爪切りもブラシも、すっかり頻度が減り、
やるにしても、殆どハウス内で済まされている可愛そうな猫。
たまに、ストレス解消のために夜ハウスから出られても、
冬でもマット類の上には一切乗せて貰えません。
ソファ禁止のためと、カーテンに毛が付くからと言う理由で、
大好きな出窓もずっとおあずけ・・・・
そんな生活になってから早5年、気づけばシャンプーも殆どしていないなぁ・・・・
たぶん3~4年はしてない様な気がします。
今日はキャノをシャンプーするため、ついでにフィオも入れて貰いました、主人に。
シャンプーすると、若干長毛のハンサムボーイは、すっかりグレムリンに変貌します。
そう、水がかかると、彼はグレムリンになるのです・・・・

チャチャチャチャ~チャチャ、チャチャチャチャ~チャチャ、
チャッチャチャ、チャチャラチャラッチャ・・・・

ちなみにこちらは「グレムリン」になる前のフィオ(来月で10歳になります)
捨て猫だった割には、かなりのハンサムボーイ&若作りだと思うのですが、
水に濡れたときの変貌ぶりはかなりのものです・・・・
この仕事をしていると特に、
毎年お客様から「今年は暑いですね~!大丈夫ですか?」などと言われますが、
いつも、「今年が特に暑いとは思わないな、去年の方がもっと暑かったのでは?」
などと感じていました。
でも、今年は確かに暑いです!
外仕事のため、自宅では出来るだけエアコンを使わないようにしている我が家。
もちろんキャノもそれに付き合わせてきたので、
過去10年、キャノはエアコンの部屋で一人留守番をしたことはありません。
(その代わり、室温や犬の様子を見ながら様々な対処はしております)
そのため、普通のワンコがゼエゼエハアハア言うような環境でも、
意外と涼やかな顔をして過ごすことができます。
でも、今年はついに10歳になり、
「さすがに10歳過ぎてのエアコン無しの留守番は無理かな~」と思っていたのですが、
先月亡くなってしまった実家のシェパードのバディくんのベッドを使ったところ、
今まで熱のこもる(風が抜けにくい)ラウンドベッド内で、
ハアハア言っていたような室温でも、このベッドではハアハアしなくなりました。
夏のお得意ポーズ「へそ天」
高床式になり、しかもメッシュなので熱がこもらないようです。
そう言えば、エアコンの効いた部屋でも娘をベッドやマットの上で寝かせていると、
すぐに背中や頭が熱くなりぐずってしまうのに、
背もたれが布製でななめになっている、揺りいすタイプのベビーシートに座らせていると、
室温35度のエアコン無しの環境でも背中が熱くならず、おとなしく寝ています。
体が床に密着していないだけでかなりの暑さ対策になるのですね。
エアコン部屋でも暑くてぐずっていたのがウソのようです。
このシートだと背中が熱くならず、ぐずった時も揺らしてあやせるので楽ちんです
おかげで35度の室温の中でも、
今年もエアコン無しで涼やかに過ごしているキャノであります。
昨夜、主人の実家から電話がありました。
Gシェパードのバディくんの様子がおかしいとのこと。
ちょうど夕方、今日の様子を聞いたときにも、
今日は食欲がないらしいと言っていました。
夜になって、呼吸がおかしくなり、目はうつろ、意識もうろう状態・・・・
主人だけ様子を見に行ってきましたが、かなり厳しい状態のようでした。
13歳の誕生日を無事に迎え、
その後、4月の体調不良の頃よりは調子も良くなり、
時々会いに行った時には、目力もありいい表情をしていたのですが、
ここの所気温も高くなってきて、ついにその時が来てしまいました。
今朝、再び主人が顔を出したときには、
反応はないもののまだなんとか頑張っていたのですが、
仕事に出て間もなく連絡があったらしく、10:15に息を引き取りました。
体重40㎏を超える大型犬としては、往生したと思います。
さようなら、バディくん・・・・
ちょうど1年前に撮った写真
もの凄い目力で私を見つめ、「出せ~!」と鳴き続ける猫のフィオ。
昨日からかなりうるさかったので、今日は気晴らしにケージから出してあげました。
以前、キャノがベッドではなくケージにいた頃、
出してしばらく、走り回ったり好きなことをし終えると、
キャノケージの扉前に行き、扉にスリスリと体を擦るのが定番でした。
現在は、同様にしばらく好きなことをした後、
時々、なぜかこの場所に落ち着き、じっと座ったり伏せていることがあります。
キャノは下手なことをするとすぐに叱られるのでじっと我慢。
なぜフィオがこのような行動をとるのか、さっぱり理由がわかりません。
好きなのか?はたまた自分だけ自由なことをアピールする嫌みなのか・・・・?
一見仲良しそうですが、キャノにとっては大迷惑!実は結構目が怒っています

「ちょっとなんなのよ~、この猫!誰か何とかしなさいよ~!!」
10歳という区切りの年なので、なにかお祝いを!とも思ったのですが、
アレルギー体質になり、下手な加工品をあげられない状態なので、
結局、いつものご飯に煮干しのトッピング程度に留まりました。
(でも、煮干しを食べるのは初めてで、かなり喜んでましたけど)
そんな日にも関わらず・・・・
たまたま買い物をして持ち帰った段ボールが部屋に転がっていたので、
ちょっと意地悪のつもりでキャノに被せてみました。
いつもなら、命令で「stay」をかけても隙を見てひょっこり顔を出し、
「何するのよ~~!」と言わんばかりの
怒った目(三角の目)になって私の方を見ているのに、
しばらく経ってふと気付くと、まださっきの段ボールのままになっています。
どうやら段ボールのおかげで、寒さが和らぎ心地よかったようです。
お風呂からあがり部屋へ戻っても、まだそのままの格好で驚きました!
段ボールってあったかいのね、きっと

主人の実家のシェパード、バディくん。
残念な事に、もう自分一人では起きあがって歩くことが出来ず、
お水やトイレも補助をして起こし、何とか動かしている状態。
時には、おトイレ垂れ流しになることもしばしば。
実家は玄関が2階にあり、普段犬の面倒をみているのは、70代の義父。
そんなわけでお散歩も出せなくなり、毎日ほぼ寝たきりで家にこもっています。
今日は久しぶりに、主人が外に連れ出してみました。
前脚は結構しっかりしているので、後ろ脚を抱えゆっくり動かせば、
自分で行きたい方向に動きます。
寝たきりの影響で、はじめは脚がかなり突っ張っているのですが、
徐々に動かして慣れてくると、綺麗に座らせる事も出来ました。
短い時間でも、外に出られると目の輝きが違うように感じます!
一緒に住んでいればもっと面倒見てあげられるんだけど・・・・
出来るだけ時間を見つけて出してあげないといけませんね!
数日出さない日が続くと、ストレスが溜まるようで、
「出してくれ~!」と言わんばかりにないて要求します。
犬ならば「ないても出さないように」とアドバイスしますし、
もちろんうちの犬が鼻を鳴らして要求してもその要求には答えませんが、
猫は犬(特に我が家のレトリーバー)と比べると要求度は低く、
また少し満たせば満足しておとなしくなってくれることと、
ダメなときには叱れば諦めもいいので、
猫の場合には、要求なきが酷くなりストレスが溜まってきたことを感じると、
ケージから出す時間を作るようにしています。
(犬では絶対にお勧めしない方法ですが、
おとなしくて普段あまり要求しないタイプの犬なら大丈夫かも)
今日もないたのでケージの扉を開けたものの、
息子がいるため追い掛けられるのが嫌で、外に出ずケージ内でおとなしくしていました。
そんなことを若干忘れて、夕飯の支度を始めた私。
前日のおかずの残りを冷蔵庫から出し、蓋をしたままテーブルに重ねて放置。
その後息子は主人と買い物に出かけて行きました。
しばらくすると、猫ケージから怪しい音。
よく見るとフィオが前日の残りのししゃもを食べています。
ししゃもの皿の上に蓋を置き、
その上にもう1品蓋付きのお皿が重ねて置いてあったはずなのに、
2つのお皿は倒れたりせず並べられ、蓋もその横に重ねて置いてありました。
猫が下の皿から盗んだあとにしては綺麗すぎ。
「久々のお魚は、うまいにゃあ!!」
帰宅した息子に確認すると、
やはり彼が蓋を外してご丁寧にお皿を並べてお手伝いしてくれていました。
それじゃあ、猫は簡単に持っていきますわなぁ。
普段からやたらとケージから出さないので、
犬にも猫にもほとんど盗み食いをされたことはないのですが、
まあゼロと言うこともありません。
それにしてもかなり久々の盗み食いのお味は、さぞかしおいしかったのでは?
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出張訓練をおこなう犬訓練士
Caby:ミニチュアプードル ♀
(2012.10.16生まれ)
Shio :黒猫♂(2014.6月生まれ)
長男:中学校1年生
長女:小学校2年生
夫 :損害保険業・
車のコーティング業を自営
お星様
Fio :黒猫♂(2013.1.22天国へ)
Cano:フラットCR ♀
(2013.7.3天国へ)