お小遣い制

我が息子、ただ今小学校4年生＠9歳。

今年1月から、お小遣い制を導入しました。
本当は年齢が2ケタ、10歳になってからと思っていたのですが、
小学校に入ると、1年生からお金を持ち歩いているお友達が多数。

それでも周りに合わせるのはどうかと、しばらく我慢させてきましたが、
今年に入り予定より1年早く、9歳から始めることに。
とは言え金額はわずかで、なおかつその制度には条件が多数。
さらに、門限を破れば罰金制度などもあり、
1～3月の3ヶ月間は殆ど貯められず、マイナスの月さえあるほどでしたが・・・・
 
春休み中、ふと自分の体脂肪率の管理を思い出し、
私同様、数字を相手にすることが得意な息子のため、
iPadにお小遣い帳アプリをダウンロード。すると、それが見事に的中し、
「時間通りに帰ってきて、お金を貯める方が楽しい。」
「お小遣い帳をつけると、やる気が出る！」などと発言。

それを機にすっかり改心したようで、4月からは殆ど門限を過ぎることはなくなり、
少々お菓子などを買いながらも、順調に貯めることができるようになってきました。
とは言え、主人からの臨時収入500円を足しても、
所持金は1000円には到底届かない程度のわずかな額です。

そんな息子が本日、時間通り帰宅すると私にカーネーションを手渡してきました。
「一日早いけど、母の日。」と。


　　　　　　　　写真が下手で残念ですが・・・・(^_^;)

サーモンピンクのような、ピンクがかったオレンジ？
私が知るカーネーションの色の中で、一番好みの色です。

これを買うために、おそらく半分近い所持金を使ったのではないでしょうか？

思わず涙がこみ上げてきました。
「あなたは本当にやさしい子だね。」そう言いながら息子を抱きしめました。

ようやく手にした、ほぼ、初めてに近いお小遣いで、
初めてのお菓子以外の「ちょっぴり大きな買い物」を、
こんなにわずかなお小遣いしかくれない母親のためにつかうなんて・・・・
 色々悪さもするけれど、今のところ心優しい子に育ってくれています。

その成長に感謝です(#^.^#)