今年も、毎年の義務である《「動物取扱責任者」講習会》に行ってきました。
インフルエンザ大流行の真っただ中、毎年この時期の講習は、
本当に何とかしてほしいものです。
毎年講師やテーマが違いますが、
今年は動物愛護協会の理事の方がお話をしてくださいました。
なんといっても今回は、震災後初めての講習会。
しかもつい先日、4年以内に関東での大地震の確立70%という情報を耳にしたばかり。
という事で、いくつかのテーマがあった中で、
特に私が皆様にもお伝えしたいと強く思った内容がありましたので、
ここでお伝えしたいと思います。
3/11の震災以降、協会にも多くの問い合わせが入るようになったのだそうで、
その中で、「もしも震災にあった場合、どうやってペットの面倒を見てくれるのか?」
という内容が特に多いのだそうですが、講師曰く、
「ペットは自分で守るべきもの。」
「そのために、震災に備えてやっておくべきことが幾つかある。」
という事で、5つ教えていただきました。
1 避妊・去勢手術を済ませておく
2 ネームプレート・鑑札・マイクロチップなど飼い主のわかる物を付けておく
3 ワクチン接種をしておく(狂犬病はもちろんのこと、混合ワクチンも)
4 社会化(他人・他犬に対し)の訓練をしておく
5 (もしも震災に遭ってしまった場合)同行避難をする
1~5までそれぞれに具体例を挙げてお話していただき、
私もその重要性を強く感じました。(簡単に例を挙げておきます)
1 集団で1か所に集められたときにヒート中の♀がいた場合、
♂の様々な問題行動を引き起こすきっかけとなってしまう。
子どもが生まれ数が増えれば、管理にも支障をきたす原因ともなる。
2 神戸の震災時には、保護した犬猫のわずか5%未満しか
飼い主がわかる状況になっていなかった。
3 1か所に集められたペットの中に病気の犬がいた場合、
ワクチンをうっていなければたちまち感染して命を落とす原因ともなる。
4 新潟での震災時、犬とともに体育館へ避難した女性がいたが、
普段犬とべったりの生活で、他人などに慣れていなかったため犬がないてしまい、
結果体育館に居られなくなって校庭で車での避難生活となったが、
数日後にエコノミークラス症候群でその女性は亡くなってしまい、
結局犬は独りぼっちになってしまった。
5 北海道での噴火の際、避難指示が出た3つの地域のうち、
二つの地域では、まずはペットよりも自分を優先して逃げるよう指示されたが、
一つの地域では、どうなるかわからないので一緒に連れて行くよう指示された。
結果、帰宅できるまでに1か月以上かかり、
二つの地域のペットは全滅(奇跡の1匹の猫を除き)、
一つの地域のペットのみが皆助かることとなったことから、
行政がどう言おうと、ペットの身を案ずるなら、
まずはペットを連れて同行避難するべきだと感じた。
という内容でした。
私生活のことだけ考えて、避妊・去勢はかわいそうだからとそのままにしているのなら、
いざという時のことを考えて踏み込むべきかもしれないと感じました。
また、社会性や、ハウスのしつけも非常に大事です。
とくにハウスのしつけは、避難所に入れてもらえたとしても、
あったほうが周りからの受け入れられ方も違うし、
またペットのみが預けられる集団シェルターに入れられたとしても、
ハウスに入らないわけにはいきません。
そこでずっとストレスを感じて吠え続けてしまう可能性大です。
しかしながらハウスができるだけで、ストレスの一要因が排除されるのです・・・・
また以前にも書きましたが、
震災などではなくとも、自分の身にもしものことがあった時、
ペットをどうするべきか、誰に託すのかを、
生前に(何事もなく元気でいられる今のうちに)しっかりと決めて、
その相手とも十分に話し合い、また連絡の手段など様々なことを決めておくべきです。
家族に託す場合にも、本当に最後まで面倒を見てくれるのか、
十分に話し合って確認しておくべきです。そのためにも、
「むやみに数を増やさない」「無駄吠えなどのしつけを確実にしておく」など、
他人に託して迷惑がかからないような状況かどうかも、
十分確認しておきましょう!
本当に、4年以内に震災が起こったら、今いるペットをどうしますか?
インフルエンザ大流行の真っただ中、毎年この時期の講習は、
本当に何とかしてほしいものです。
毎年講師やテーマが違いますが、
今年は動物愛護協会の理事の方がお話をしてくださいました。
なんといっても今回は、震災後初めての講習会。
しかもつい先日、4年以内に関東での大地震の確立70%という情報を耳にしたばかり。
という事で、いくつかのテーマがあった中で、
特に私が皆様にもお伝えしたいと強く思った内容がありましたので、
ここでお伝えしたいと思います。
3/11の震災以降、協会にも多くの問い合わせが入るようになったのだそうで、
その中で、「もしも震災にあった場合、どうやってペットの面倒を見てくれるのか?」
という内容が特に多いのだそうですが、講師曰く、
「ペットは自分で守るべきもの。」
「そのために、震災に備えてやっておくべきことが幾つかある。」
という事で、5つ教えていただきました。
1 避妊・去勢手術を済ませておく
2 ネームプレート・鑑札・マイクロチップなど飼い主のわかる物を付けておく
3 ワクチン接種をしておく(狂犬病はもちろんのこと、混合ワクチンも)
4 社会化(他人・他犬に対し)の訓練をしておく
5 (もしも震災に遭ってしまった場合)同行避難をする
1~5までそれぞれに具体例を挙げてお話していただき、
私もその重要性を強く感じました。(簡単に例を挙げておきます)
1 集団で1か所に集められたときにヒート中の♀がいた場合、
♂の様々な問題行動を引き起こすきっかけとなってしまう。
子どもが生まれ数が増えれば、管理にも支障をきたす原因ともなる。
2 神戸の震災時には、保護した犬猫のわずか5%未満しか
飼い主がわかる状況になっていなかった。
3 1か所に集められたペットの中に病気の犬がいた場合、
ワクチンをうっていなければたちまち感染して命を落とす原因ともなる。
4 新潟での震災時、犬とともに体育館へ避難した女性がいたが、
普段犬とべったりの生活で、他人などに慣れていなかったため犬がないてしまい、
結果体育館に居られなくなって校庭で車での避難生活となったが、
数日後にエコノミークラス症候群でその女性は亡くなってしまい、
結局犬は独りぼっちになってしまった。
5 北海道での噴火の際、避難指示が出た3つの地域のうち、
二つの地域では、まずはペットよりも自分を優先して逃げるよう指示されたが、
一つの地域では、どうなるかわからないので一緒に連れて行くよう指示された。
結果、帰宅できるまでに1か月以上かかり、
二つの地域のペットは全滅(奇跡の1匹の猫を除き)、
一つの地域のペットのみが皆助かることとなったことから、
行政がどう言おうと、ペットの身を案ずるなら、
まずはペットを連れて同行避難するべきだと感じた。
という内容でした。
私生活のことだけ考えて、避妊・去勢はかわいそうだからとそのままにしているのなら、
いざという時のことを考えて踏み込むべきかもしれないと感じました。
また、社会性や、ハウスのしつけも非常に大事です。
とくにハウスのしつけは、避難所に入れてもらえたとしても、
あったほうが周りからの受け入れられ方も違うし、
またペットのみが預けられる集団シェルターに入れられたとしても、
ハウスに入らないわけにはいきません。
そこでずっとストレスを感じて吠え続けてしまう可能性大です。
しかしながらハウスができるだけで、ストレスの一要因が排除されるのです・・・・
また以前にも書きましたが、
震災などではなくとも、自分の身にもしものことがあった時、
ペットをどうするべきか、誰に託すのかを、
生前に(何事もなく元気でいられる今のうちに)しっかりと決めて、
その相手とも十分に話し合い、また連絡の手段など様々なことを決めておくべきです。
家族に託す場合にも、本当に最後まで面倒を見てくれるのか、
十分に話し合って確認しておくべきです。そのためにも、
「むやみに数を増やさない」「無駄吠えなどのしつけを確実にしておく」など、
他人に託して迷惑がかからないような状況かどうかも、
十分確認しておきましょう!
本当に、4年以内に震災が起こったら、今いるペットをどうしますか?
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プロフィール
HN:
リーディング
性別:
女性
職業:
ドッグトレーナー
趣味:
緑と水辺のある自然の中で過ごすこと・家庭菜園・読書
自己紹介:
神奈川県川崎市で
出張訓練をおこなう犬訓練士
Caby:ミニチュアプードル ♀
(2012.10.16生まれ)
Shio :黒猫♂(2014.6月生まれ)
長男:中学校1年生
長女:小学校2年生
夫 :損害保険業・
車のコーティング業を自営
お星様
Fio :黒猫♂(2013.1.22天国へ)
Cano:フラットCR ♀
(2013.7.3天国へ)
出張訓練をおこなう犬訓練士
Caby:ミニチュアプードル ♀
(2012.10.16生まれ)
Shio :黒猫♂(2014.6月生まれ)
長男:中学校1年生
長女:小学校2年生
夫 :損害保険業・
車のコーティング業を自営
お星様
Fio :黒猫♂(2013.1.22天国へ)
Cano:フラットCR ♀
(2013.7.3天国へ)
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