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  犬訓練士の気まぐれ日記  URL https://leading-dog.com/
                       
   
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都内杉並区で、月に2回ほどグループレッスンをおこなっています。

2月から、キャビィのブリーダー(兼トリマー)さんのショップスタッフ3名が、
あらたに加わりました。
その中に、と~ってもママっ子(ママにべったり)なオスのプードルがいるのですが、
この子がとにかく大変!待てない、騒ぐ、飛びつくの3拍子・・・・

トレーニングで最も大事なことは「待てること」、これにつきます。
なにも訓練したことがないワンコの場合、
とにかくまず、リードが緩んだ状態で歩いたりじっとできること、
そして、飼い主様が動いたり離れても、その場に居留まることができること。

これができないと、その他すべてのトレーニングに支障がでます。
「待つ」ことは、それほど重要なことだと思っています。

グループレッスンの場合、お一人お一人にじっくり時間をかけることが難しいのですが、
多くの犬にとって最大の難関が、この「マテ」のトレーニングになります。

少々は待つのですが、飼い主様のOKの合図まで待てるようになるには、
グループレッスンだけですとなかなか大変です。
自分は待っていたのに、隣の子が動いてつられる・・・・なんてこともあるので、
「あれ?動いてもいいのかな?」、と自分の都合のよいように受け取られたり・・・・

さてこのプードル君、
2~7月までの間に何度か私もリードを持ちトレーニングしてみたのですが、
ちょっとやそっとではやってくれそうな気配はありませんでした。
夏休みは2ヶ月空くので、
「この間に気合い入れて練習してきて」と飼い主様に宿題を出しておきました。

そして秋のレッスン初日、どうだったかというと・・・・
う~ん、あまり変わりないかなぁ(^-^;・・・・さあて、どうしたものか。

そこで、グループレッスン終了後、初めてしっかり時間をとって、
少しマンツーマンでトレーニングしてみました。
飼い主様には、10m離れていない場所にじっとしていていただき、
特に苦手な「フセ」の姿勢で、私が何度も練習しました。
ちょっと、体を引くとすぐに体勢が上がってきてしまうので、
本当に気が抜けない緊迫状態を10分弱くらい?
少し余裕が出てきたところで、今度は飼い主様にゆっくり周囲を歩いて周っていただき、
最後はリードを手から放して2m以上離れ待機に成功!
ほんの20分ほどでここまで待てるようになりました。


 目線の先に居るのは飼い主様です

春には本当に待つ気配がなかったのに、感激です。
そして、自分の技術にも改めて自画自賛?(^-^;

本当は最初に個人レッスンをやった方が効率が良かったと思うのですが、
成犬のトレーニングではあまり最初に無理すると、あとで別の支障が出る場合も多く、
この子の場合には、ちょっと時間を要したけれど、このペースでよかったかな?
と思っています。これから、この子の成長がとても楽しみです。

トレーニングを邪魔しまいと、余計な動きをすることのできなかった飼い主様に、
この写真を送ったら、「嬉しい!すごい証拠写真!家族も皆驚いてた!」と、
大変喜んでいただけました。
自宅ではあまり変化を見せられない現状でも、
トレーニングの成果が着実に出始めていることを、ご家族にも証明できてよかったです。
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プロフィール
HN:
リーディング
性別:
女性
職業:
ドッグトレーナー
趣味:
緑と水辺のある自然の中で過ごすこと・家庭菜園・読書
自己紹介:
神奈川県川崎市で
出張訓練をおこなう犬訓練士

Caby:ミニチュアプードル ♀
     (2012.10.16生まれ)
Shio :黒猫♂(2014.6月生まれ)

長男:中学校1年生
長女:小学校2年生
夫 :損害保険業・
   車のコーティング業を自営

お星様
Fio :黒猫♂(2013.1.22天国へ)
Cano:フラットCR ♀
       (2013.7.3天国へ)
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